ども、ガッツです。
今回は、マット運動の前転について書いていきます。練習方法については、また別の記事で書いていきます。
そして、画像や動画がないことお許しください。いずれ必ずつけていきます。
動画の作成が完了しました。
文面での説明は以下に記してありますので分かりにくい場合は動画を参照してください。
というわけで、いきましょう!!
マット運動の前転の手順はコチラ
- マットに両手をつく
- 後頭部をマットにつける
- 首、肩がつくように転がる
- 膝を曲げて小さく回る
- 転がった勢いを利用して立つ
こんな感じです。指導をする際に、この手順を子どもに説明してもちんぷんかんぷんです。百聞は一見にしかず、、、なので見せて説明します。
我々は、スタートポジションを「クマさんになりましょう」って言います。どうぶつについては、また書いていきます。
そしてそして、注意すべきことがあります。
それが〝②後頭部をマットにつけること〟です。ここが第一に見てあげないといけないところです。
なぜ、これが大事かと言うと、、、〝背中が丸くなりにくい=回れず倒れて背中強打〟という方程式が仕上がるからです。
前転をするときに背中が丸くなっているか真っ直ぐになっているかなら、当然丸くなっていたほうが回れるような気がします。実際にそうです。
ところが、頭頂部をマットにつけちゃうと首が立ち、背中が丸くならずに真っ直ぐになってしまいます。そうなると、頭の置き所が悪くて首にダメージが生まれるかもしれないし、背中を思いっきり強打するかもしれないしという心配ポイントが増えます。
なので、我々はクマさんのポーズをとってから「おへそを見ましょう」って言います。
- マットには、頭頂部ではなく、後頭部をつけよう!
- 目線をおへそに持っていこう!
そうすると、③の首肩をつけて転がるというのは、自然にできます。③は、〝やる〟ってよりは〝なってる〟って感じですね。
そして、〝④膝を曲げて小さく回る〟ここが前転という技を完成させる上で最も肝要。
前転というのは、回ればOKという考え方もあれば、立ち上がる際(回った後)に地面に手をつかずに立ってこそ前転という考え方などさまざまあります。
後者の方さえできてしまえば何も言われませんのでそのコツをお伝えします。
〝膝を曲げて小さく回る〟というのは、地面に手をつかずに立つために準備になります。膝が伸びたままで回り切ったときというのは、回転した力が全て消えます。
なので、〝⑤転がった勢いを利用して立つ〟ができずに腹筋を最大限に使って自力で起き上がらないといけないもしくは、地面に手をつかないと立てなくなります。
- 足が離れた瞬間から膝を曲げにいく感じ
- お尻の下に足をしまう(かかとの上にお尻が乗る)感じ
それでも起き上がれない、立ち上がれないときがあります。
それは、〝頭を持ち上げているか否か〟です。
発達の段階、これは年齢は関係ないです。幼少期は個人差がすごくあるので、うちの子は遅れてるとか焦るとかしないでくださいね。
で、話を戻します。
幼少期は、カラダに対して頭が大きく手を使わずに立つってことが実はすごく難しいです。
なので、それを無理に立ち上がらせるとか叱責するとかは絶対にやめてほしいです。手を使ってOKだけれど、その中で遊び感覚で「これできる?」みたいな感じで手を使わずに立ち上がるところを見せてあげて、やらせてあげるのが良いです。そうすると、勝手にできるようになります。
とはいえ、勝手にできるわけねーだろってことも起きます。
そんなときに重要になってくるのが〝目線〟。
マット運動は、極端に言うと〝目線〟で全て説明がつきます。
今回の前転に関して言えば、おへそを見続ける力さえあれば
上手に回ることができて、転がった勢いを利用して地面に手をつくことなく立ち上がることができます。
文面だけではイメージがつきにくくてごめんなさい。
必ず今後、画像や動画をつけていきます。この前転にもつけていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。